Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

1年経って。

私は今渋谷のタワーレコードの前にある

茶店にいる。

 

政策金融公庫という、お金を貸してくれ

る国の機関に行くため。

 

そう。

 

私はお金を借りるというわけだ。

 

追加融資というやつ。

 

 

今日はその面談。

 

この人どれくらい信用できるんだろか?

 

この人の会社大丈夫なんだろか?

 

ということをジャッジされる面談だ。

 

 

私はこの新コロ騒ぎになった去年の3月

初旬にまずここにきた。

 

晴れたら空に豆まいて」の資金対策は、

まずここから始まった。

 

ちょうど1年経った今、私は同じ場所に来

ている。

 

 

何だか感慨深いな。

 

 

この辺り、去年は何度も来たなー。

 

近くに労働局もあるし。

 

 

2020年とは本当に勉強させられた1年だ

ったなぁ。

 

知らないことだらけだった。

 

つくづく思う、、、、、、、。

 

 

 

 

売り上げが70%マイナスって状態が

丸1年続いた。

 

会社を閉じようと思ったり、スタッフの

その先のことを考えたり、お店を売却し

ようかと考えたり、新たな事業に移行し

ようかと思ったり、何もかも捨てて一人

になりたいと思ったり、、、、

 

まぁ経営者として、人として、越路よう

子として、色々悩んだわけです。

 

 

お金のことだけで言えば、とんでもない

ことになってしまったのだから、、、、。

 

それでもまだ、何とか晴れたら空に豆ま

いてが存続しているのは、この借金と、

助成金補助金クラウドファンディン

グなどが無かったらダメだったろう。

 

とっくに資金は尽き果てていただろう。

 

とっくに。

 

晴豆はまだ赤字が止まらぬ状態。

 

ボクサーに例えるならば、血だらけで

フラフラになって立っているのがやっと。

 

 

でも、2020年の1年間で私たちは配信

を含め新たな機材と技術を手に入れた。

 

そして、新たなスタッフを迎え入れた。

 

新たなグルーヴが生まれようとしている。

 

新たな企画も生まれた。

 

新たな考え方も生まれた。

 

こうした事は日を追うごとに生まれ続け

ている。

 

クリエイティヴという概念を初めて実感

した。

 

悪いことばっかりじゃないってことだ。

 

 

 

今私が追加で融資を受けるのは、最後の

チャンスに懸けるってこと。

 

晴れたら空に豆まいてとしては、多

分最後のラウンドになるだろう。

 

 

この資金を元に新たな世界を創造するっ

てことなのだ。

 

 

私はこの、今妄想している世界に無限の

可能性を感じている。

 

 

フラフラでたんこぶと鼻水だらけのブサ

イクな状況に変わりはないが

 

あたしは起死回生の必殺技を繰り出す。

 

最後のダイビングボディアタック(ミル

マスカラス参照)を繰り出す。

 

私の脳裏に、スカイハイが鳴り止まないぜっ★

 

伝説作るぜぇ〜!(エガちゃん風)

 

 

 

さっ、鼻毛出てないかチェックして

 

 

面談行ってこよっと。