Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のハレマメ奮闘記0617

先日、散歩の達人という雑誌のインタビューに答え

た。代官山のお店紹介という特集記事での取材だっ

た。散歩の達人は、その表題の如く散歩の達人で全

国の細かい情報をよく知っている。私が取り組んで

いる徳島県の農村舞台についてもその記者はよく知

っていた。

 

今日は日経新聞の取材。

ライブハウスの現状とこれからを取材するということ

だった。

 

まぁ、ライブハウスはこの騒動の中で槍玉に挙げられ

た象徴的な業種なので取材が多いのも理解できる。

 

こうした取材を受けると、喋りながら自分の考え方も

同時に整理することができるのでおもしろい。何を言

いたいかということを伝えようとすると、頭の中のCP

Uがはたらいて自然と考え方がシンプルに整理されて

ゆくのだ。

 

その結果私が今日の時点で整理できたことは、、、

 

この国は、「世間の目」で成り立っているということ。

 

一番怖いのは「世間の目」だということ。

 

 

「世間の目」はメディア(テレビ)が流す情報や政治

が設定したルールによって基準が作られる。その基準

に沿わないものは世間の目が許さない。自粛警察はそ

の最たるものなんだろう。

 

コロナ騒動で疲れた「世間の目」は、次のネタを探す。

「世間の目」はウワサバナシが大好きだ。

人気芸人の不倫などのゴシップなどはカッコウの餌な

のだ。

 

 

日本人のルールを守る規律の良さや、「要請」に対し

てほぼ「指示」や「命令」レベルで従順にルールに従

う姿は時として良い方向に働くこともある。

東日本大震災で信号機が全て故障した石巻で完璧な交

通マナーが守られていたことを目の当たりにしたとき

は日本人ってすごいなと心の中で感心したものだった。

 

ただ、これは時として薄気味悪い同調圧力も作り出す。

 

中国のように、国家権力で腕力的に押さえ込むのも怖

いが日本のように同調圧力で押さえ込まれるのは実態

がない分だけ気色悪い。

 

ライブハウスのガイドラインは、科学的根拠もなけれ

ばライブハウスの定義もあいまい。

東京都のロードマップも科学的根拠はない。東京アラー

トも基準がヨーロッパの100倍のわりに発令されたり

解除されたりする。

 

なんでこんなに非科学的で、整合性がないのか?

 

そりゃそうだ。

 

全ては「世間の目」で決められているのだから。

 

んなもんは無い。

 

それにしても、その世間は信用できるのか?

 

世間が「教養」から作られていたときはまだ良かったの

かもしれないが今、世間はテレビや政治が作り出す。

 

では

 

テレビは信用できるのか?

 

電通(広告の金)に支配されているメディアは信用でき

るのか?

 

政治は信用できるのか?

 

 

全く信用できない。

 

 

 

 

 

私たちは信用できる身近なストーリーを元に新しい未来

を作りたい。

 

今日は柳家喬太郎師匠の配信ライブだ。

 

私は柳家喬太郎師匠を、師匠の芸を、師匠の声を信用し

ている。その配信を作り出すスタッフを、仲間を、家族

を信用している。

 

 

大きな所には大事なものはもうあまり残っていないのか

もしれない。

 

 

弱小ライブハウスの晴れたら空に豆まいて

 

がんばろっと★

 

 

奮闘はつづく、、、、、

 

ハレマメクラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/haremame