Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子の時代転換作戦1003

昨日は横浜は野毛という街で晴れたら空に

豆まいてのスタッフと食事会をした。

あらためてスタッフのキャラの濃さに気付

かされた夜だった。

 

濃いなーハレマメスタッフ。

 

リーダーである私が女装した変人歌手な訳

だから、人のことはまるで言えない。必然

としてそこに集まるスタッフはみんな変わ

っている。

 

そんな風変わりな仲間と一緒に食卓を囲む

ことは楽しい時間だった。

 

こうしてゆっくりみんなと笑いながら語ら

い合う時間は久しぶりの時間だった。

 

あらためてみんなオモロイなーと思ったと

同時に、その一粒一粒の個性が誇らしくも

あった。

 

みんな野生動物みたいで面白い。

 

それぞれが旅人みたいで面白い。

 

それぞれが得意不得意がはっきりしていて

面白い。

 

みんな歪(いびつ)で面白い。

 

同じ形は一つもない。

 

その図形が重なり合う部分だけで一緒にいる。

 

その公約数が私たちをつないでいる。

 

これって、バンドだなって思った。

 

越路姉妹と同じ構造。

 

私は二つのバンドを持っている。

 

どちらも私の好きな世界。

 

 

晴れたら空に豆まいてというバンドは今

解散の危機を迎えている。

 

仲違いが原因ではない。

 

こちらのバンドはお金が必要だからだ。

 

暮らしに直結しているからだ。

 

ただ、これはあくまでお金の問題で、こ

の問題はもしかしたらなんとかなる可能

性もある。

 

それよりも、もう一つ大事なことがある。

 

私たちがこの世界に対してお役にたてる

方法は今までのやり方では叶わない。

 

それぞれの歪(いびつ)だがたくましい

この才能がそれぞれ開花するためには今

までのやり方では間に合わない。

 

それを果たすために私たちは次なるフィ

ールドに移らなければならない。

 

私はそう考えている。

 

 

この素晴らしき野生動物の集団が向かう

先を決めるのは、サバンナで水を求めて

行先を決める像の群のようだ。

 

私はその先頭に立っている。

 

女装した像が先頭で鼻を振っている。

 

妖怪アンテナを立てて日々マントラを唱

えている。

 

........危ない世界だぜっ。 

 

 

 

私は決めなきゃぁならない。

 

正しい決断をしなきゃぁならない。

 

誰も解散は望んじゃいない。

 

私も解散は望んじゃいない。

 

ではどーすっか?

 

 

私がやろうとしていることにみんなの図形が

重なるか?

 

重ならぬ人はバンドを離れ次なる旅に出る。

 

どっちをとっても正解だ。

 

 

 

私がやりたいことは決まった。

 

このバンドがどうなるかということは宇宙だ

けが知っている。

 

 

全て良きことになりますように★

 

 

それにしても野毛はお祭りみたいに賑わっ

てた。

 

最初に行ったベトナム料理屋はベトナム人

族が経営してる。

 

次に行ったキネマというバーはアナログVHS

にこだわる映画バー。

 

その後は特殊なサウンドシステムでジャズを

爆音で聴くダウンビートというジャズバーに

行った。

 

ここにも野生動物がいっぱいいた。

 

濃いーぜ野毛。

 

 

あぁ世界は美しい。