Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のハレマメ奮闘記0612

6月も中盤にさしかかった。

配信についての知識も日を追うごとに深まってゆく

。とりわけ音響スタッフの勉強量は相当なものがあ

る。とにかく映像なんてほとんど意識せずに、音の

追求をしてきたわけだから、、。

 

思い返すと、51歳の私の歴史の中で音楽を聴く形

態は変化し続けてきた。

 

80年代、私が小中学生の頃、音楽といえばレコー

ドかラジオかカセットテープで聴いていた。

オーディオシステムを組むことは憧れだったが、そ

の一つ一つのサイズが大きくスペースを取られたが

なんだかコックピットみたいでかっこよかった。

 

カセットテープは、ドルビー再生と言う機能やメタ

リックテープなどと言うカセットテープが販売され

たりした。

SONYWALKMANが世界デビューして後は、モバ

イルの音楽ツールが主体となった。

 

80年代中盤になると、MDがでたりするがあっと

いう間に消え去り主体はCDとなった。

 

その後しばらくCDの時代が続く。

 

今ではデータとなり、メディアの物質的な実体はな

くなりつつある。

 

音楽を聴くツールはこのように加速しながら変容し

てきた。

 

そして、音楽の聴き方も、、、、、

 

同じ40年近く前の1981年に発足したMTVの出現で

音楽の聴き方は大きく変わった。24時間ビデオ

クリップを(プロモーションビデオ)流し続ける

MTVは画期的だった。

 

音楽は、音だけじゃ無くてその映像が後押しをす

ることを決定づけたのはマイケルジャクソンの

「スリラー」発表以降かもしれない。

(個人的には)

 

その後、様々なヘンテコなPVや驚くような映像や

美しい映像が出現し私たちを楽しませてくれた。

 

小林克也のベストヒットU.S.A. や伊藤政則のメタ

ル番組などを夢中で見ていたことを思い出す。

 

音楽を、システムコンポに向き合うのでは無くテ

レビやビデオから聴くようになったのだ。

 

この辺りで完全に「音質」うんぬんから「映像」

に引っ張られるようになった。

 

音楽の広げ方において映像が占める重要性が決定

的になったのかもしれない。

 

その時代はしばらく続くが、今度はYouTubeの浸

透によって今度は音楽をノートパソコンやスマー

トフォンで聴くようになる。正確に言うと、見な

がら聴くようになる。

 

データを購入して聴くことももちろんあるが、セ

ールスのデータで計るとさほど伸びてはいない。

みんな圧倒的にYouTubeで見聞きしているのだ。

 

 

音楽へのタッチの仕方にはこうした変遷があった。

 

そしてそれは加速してゆく。

 

 

こうした変遷の上で、私たちは「配信」を始めた。

 

「生配信」はビデオクリップやPVではない。

ライブ配信、生の配信、その時間を共有している

ことを感じるLIVEそのものなのだ。

 

そこにはリアルタイムでの失敗があったり、ネッ

ト回線が突然止まったり、切れたりする。

テレビ局に見られるコンプライアンスなどの規制

に比べるとネットの世界はその規制が圧倒的に軽

い。テレビの世界では放送事故と呼ばれるような

ことが頻繁に起きるのだ。

 

コチラの方が「リアル」を生み出す。

 

事故はなるべくない方が良いのかもしれないが、

事故を事故とせずそれを含めた時間の共有こそが

ライブなのかもしれない。

 

LIVEism 、、、、、、

 

どんどん楽しくなりそうだ。

 

配信機材ももっと厚くしたい、、

 

金かかけどより良いものにチャレンジしたい、、、

 

 

がんばろっと。

 

 

奮闘は続く、、

 

ハレマメクラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/haremame