Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のハレマメ奮闘記0622

天下り」という言葉がある。

 

元々神道の世界の言葉で、神が降臨する。という意

味なのだが、一般的には官僚などが退職後、息のか

かった団体へ再就職して悪さをしているといったイ

メージか?

 

私もその程度のふわっとしたイメージしかなく、ま

ともに「天下り」について考えたことなどなかった。

 

 

今回の助成金セミナーは、助成金の裏側を知るきっ

かけにもなった。

 

 

やったことのある人はわかるかもしれないが、助成

金とは書式が難解だ。まずは理解するまでにかなり

の時間を割く。

 

時間が無い人は社労士などの専門家に依頼する。

 

次に、申請時期は早い方が通りやすいらしい。

 

例えば、7月1日公募スタートで9月1日に終了という

ものがあったとする。

 

7月1日から少なくとも2週間くらいは準備の時間が

必要になる。

 

その内容を勉強したり、登記簿謄本や納税証明書や

印鑑証明書や見積書、カタログなどの必要書類を揃

えたりするのに時間がかかるのだ。

 

したがって、ものすごく早くて7月15日くらいに申請

書提出、審査という流れになる。

 

このスピード感で出せる人は少なく、多くの人は締め

切りギリギリで出すことが多い。

 

そりゃそうだ。

みんな忙しいし、書類は複雑で難解だからだ。

 

ただ、ここに一つのトリックがある。

 

 

例えば1000人公募枠があったとする。

 

7月15日時点ではまだ応募者が少ない。

例えば300人くらいが申請を終えるとすると、10

00枠の内の300人で倍率は低い。

審査は順番に進み、書類に不備がないものから順に決

まってゆく。

 

8月15日ではどうだろうか?

もう締め切り間近で、1000人枠のうち既に700

人枠くらいは決まっているとすると残りは300枠。

 

ここに1000人の応募がきたら残席を取る倍率は上

がる。

 

では、締め切り日の8月31日ではどうだろうか?

残り10枠くらいに対して駆け込みの申請が3000

件きたとしたらその倍率は途方もない。

 

 

したがって、こうした助成金は早めに出した方が有利

に働くことが多いということになるのだ。

 

 

助成金を考えている方はぜひお早めに★

 

 

 

まぁ、ここまではよしとしよう。

 

 

問題はここからだ。

 

 

 

助成金補助金の大半は、大企業が占めているという

ことをご存知だろうか?

 

 

大企業には、官僚からの天下り人材がたくさんいる。

 

天下り人材は省庁や政府との太いパイプがあるので、

こうした助成金補助金の情報がいち早く手に入れる

ことができる。

 

 

電通がなぜ「持続化給付金」の手配を受け負えるのか?

 

広告代理店がなぜ?

 

どう考えても不思議な話だ。

 

医者が日本料理を提供するとか、ミュージシャンがオ

リンピック選手に選ばれるとかそんなレベルの話しだ

ろう。とにかく職種が違いすぎるのになぜ?

 

 

国や官僚との太いパイプがあり、誰よりも早くその情

報を得ることができる。

 

 

先ほど説明した助成金助成金の種類としては可愛い

もんだが仕組みは同じ。

 

誰も知らないうちに情報を得て、申請の準備をする。

7月1日に発表されると同時に申請できる。

倍率はほぼゼロ。

一応手続きを踏むのはアリバイづくり。

 

謎の社団法人や、財団などがあるのは「電通」ってモ

ロに言っちゃうとヤバいからそれっぽい小難しい名前

をつける。

 

今回問題になってるのは

「一般社団法人 サービスデザイン推進協議会」。

理事は電通電通がらみの人たちばかりで、天下り

温床。

 

ここから電通へ、そして電通の子会社へとお金が流れ

た。

 

800億近い金が。

 

これが問題視されているわけですな。

 

詳しくはコチラ→

https://note.com/tokyodistillery/n/n6564a5ecf2a3

 

 

 

 

電通は、メディアに対して広告で恫喝できる。

「変なこと言ったら広告下ろしちゃうからねー。」と

言う脅し。

 

テレビなどは特に広告の金で成り立ってるのでほぼ何

もできない。新聞もほぼ同じ。

電通の言うがままで逆らえない。

テレビがアホみたいに劣化したのはこれが原因。

コンプライアンスなんてもんは電通や広告主のために

ある。電通に逆らうものは脅される。

 

先週、この類の恫喝がリークされて騒がれていたが日

常茶飯事なんだろう。

 

 

しかしこの助成金補助金の問題は「電通」に限らな

い。大企業にはたいていこうした問題が孕んでいる。

長くなるので書かないが、ユニクロなどもかなりあや

しい。

 

きたねーやり方だぜっ。

 

 

 

 

なんだか、この助成金補助金おこぼれもらっている

ようで悔しい。

 

純粋で善良な町工場や、ライブハウスや、小さなお店

が潰れる前にこうしたお金を有効に使いたい。

 

みんなでシェアしてみんなで盛り上がりたい。

 

 

こうした問題に立ち向かうのは、みんなが助成金や補

助金をしっかり受け取ることなのかもしれない。

 

彼らは気づいて欲しく無いのだから。

 

天下りから→ズルして情報前どり→大金ゲット→天下り

に報酬の、無限ループ。

 

 

さぁ、今日も勉強だぜ。

 

お得な情報は知りうる限りお知らせしたいと思う。

 

今私が今日出したのはコチラ

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/common_h/doc/R2_hitaimen_youkou.pdf 

 

配信用のカメラやホームページの作成などに使える。

上限200万 3分の2の補助金

締め切りは7月末

 

興味のある方はお早めに、、、

 

 

奮闘はつづく、、、、

 

ハレマメクラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/haremame