Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

かぐや姫

新年明けましておめでとうございます。

みなさんどんな新年をお過ごしでしょうか?

 

1年の中で「節目」というものを最も感じるのがこ

のお正月。年末には美容院に行ってさっぱりしたく

なったり、家の隅々まで掃除をしたくなったり、い

ろんな事を精算し、生まれ変わりたくなるような気

分になるのが日本人のココロというものか?

 

わたしの場合、数々の失敗が全て無かったことにし

て欲しいと願いながら、熱をこめて掃除をしている。

 

正月というのは横浜の街も何だかのんびりしている

ように感じる。みんなテンションが緩んでいて、街

の雰囲気までレゲエっぽくて心地が良い。

この雰囲気、1ヶ月くらい続けばいいのになとホン

トに思う。あたしはこの感じがとっても好きだ。

 

ところで、突然ですが2020ってなんだろか?

「にーまるにーまる」なんてそれっぽく言っている

人を見かけるが、よく考えてみたら2020年とは

キリストが生まれてから何年経ったかっていう節目

なわけで、キリスト関係の方々にとって重要な年号

なわけでも、わたしを含むそれ以外の人には全くと

言っていいほど関係ない。そもそもおせち料理を食

べながら、「今年でキリストが生まれて2020年

経つのか〜」なんて考えたことなどいまだかつて無

い。

 

そう考えると、1年が365日という計算の仕方も

怪しいんじゃないかと思いはじめた。

これは太陽暦(グレゴリオ暦)のカウントの仕方で、1

40年前に明治政府が今までの月を軸とした太陰暦

太陽暦に突如変更したのだという。

その時の12月3日、いきなり今日から正月でーすと

言われたわけだから大混乱になったらしい。

 

明治政府がこんな事をしなければ、今このブログを書

いている1月2日は12月初旬だったわけで、師走で

大忙しだったのかもしれない。

 

そう考えてみると色々気づきはじめた。

年賀状などでよく書かれる「迎春」や「初春」なんて言

葉があるが、1月1日の寒い朝「春が来たぜー」なんて

感じたことなどない。寒くて春なんてものは少しも感じ

ない。那賀町(徳島の山奥)にいると良くわかるのだが、

12月や1月は生き物の気配すら感じない。

草木が息吹き始める気配がするのは梅が咲く頃、つまり

2月以降だ。

月暦になると春は2月〜4月で夏は5月〜7月秋は8月

〜10月で冬は11月〜1月ということになる。こっち

の方がしっくりくる。

月を軸にして考えたほうが、四季がはっきりしている日

本には馴染むのかもしれない。

 

他にも、月が私たちに及ぼす影響は計り知れない。

海の満潮干潮は月の引力で左右される。

ほとんどが水分でできている人間も同じように影響を受

けるのだろう。

脳、肝、腎、胃、腸、肺、腕、脚、眼、臓など人間の体

のパーツには月の文字が入る。

女性にとっての月経などはストレートに表現されている。

それほど月は人間にとって重要な存在なのだ。

 

 

月の満ち欠けで暮らしのパターンを考えるというのはロ

マンチックかもしれない。

15夜とは、月が新月から数えて15日で満月になると

いう意味。満月の夜にデートをするとか、新月の夜に何

か新しいことを始めるとか、予定帳に印をつけるとか、

スーパームーンの日に何か、ブルームーンの日に何か、、

、、と、ちょっとだけ月を意識してみるとステキかもし

れない。

 

今年の太陰暦でのお正月は1月24日。新月の日。

その前の夜は大晦日と言うことになる。

1月23日の大晦日の夜に越路姉妹のライブがある。

ぜひお月様が示す、1年の節目になるこの日に、お出か

けくださいませ★

 

 

そして、今年がみなさんにとって爆笑の1年になります

ように★

 

 

追伸

一人初詣でお願いした今年の願い。

 

かぐや姫になりたい。」

 

越路よう子

f:id:koshijiyoko:20200102181913j:plain

1月23日越路姉妹出演のイベント フライヤー