Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のハレマメ奮闘記0514

今日はジョナサンで事務作業。ジョナサンはWi-Fi

境が良好で仕事がしやすい。

 

横浜馬車道のジョナサンの店員に、挽野(ひきの)

さんという黒縁メガネのおじさんがいる。

気の弱そうな挽野さんは、いつも口をタコみたいに

とんがらがせて接客をしているのだが、私は彼の接

客が好きで何かというとここに来る。

 

ジョナサンが好きなんじゃなくて挽野さんが好きで

来ている。人は、人に引き寄せられる。

 

今朝、東京商工会議所から持続化補助金の確認書が

届いた。こちらは明日締め切りの助成金なのでギリ

ギリセーフ、、、、

 

ふーっ、ギリだったぁ。

 

そしてその後は中目黒に向かった。家賃の交渉だっ

た。非常に厳しい条件で、全く埒が明かない。今月

末には6月分の家賃がキッチリ定価で請求される。

相変わらず資金繰りは厳しい状態だけれど、生産的

に進んでいることもある。

 

ほんのちょっとだけ可能性が見えてきた。

 

いきなり墨汁のような漆黒の海の中に突き落とされ

て、もがいていたらクラウドファンディングという

名の救命ボートが来てくれて一命を取り止めた。

 

海上はまだ嵐で、目標になる星も見えない状態が続い

ていたがうっすらその星が見えてきた状態。北極星

見えてきたという訳だ。

 

私たちが向かう方角は、新しい土地(フィールド)。

なんだかそんな風に考えるとジョン万次郎みたいな気

分になる。会ったことないけど。

 

昨夜は我が越路姉妹で2回目の実験的な収録を行なっ

た。収録後には、これまた実験的なオンライン打ち上

げ飲み会を試させていただいた。

ライブには打ち上げがつきものだ。

 

越路姉妹や越路よう子の活動の中では打ち上げは重要

な時間だった。時々打ち上げがやりたくてライブをや

っているような気がすることもあった。

 

お客さんと一緒に作った1日をメンバーとお客さんみん

なで共有する。

 

打ち上げは私たちにとってライブの延長というか、ラ

イブの2ステージ目みたいな感覚だった。まぁ楽しか

ったんだな。

 

オンラインのライブを何度か配信して感じたことがあ

る。それは出演者とお客さんとの繋がり感じづらいと

いう問題。会場はガラーンとしている訳だからいくら

カメラの奥にお客さんがいるんだって思っても中々難

しい。

 

生のライブはその場で直にコミュニケーションを図れ

るが、配信の場合は大きな歓声や拍手の音などはなか

なか伝わりづらい。演奏もレコーディングみたいにな

っちゃうとちょっと寂しい。

 

そこで、先日の臼井ミトンさんと斉藤りょうじ君の配

信の際にはステージ横にプロジェクターでチャット部

分の映像をあててお客さんの反応を可視化した。

 

拍手のアイコンが飛び交い、様々なコメントが書き込

まれた。

 

これだけでも演奏に新たな意味が生まれる。

 

配信については基本的な機材が揃った。後は使いこな

せるように勉強するのみ。トライアンドエラーはしば

らくつづくかもしれないがその価値はある。

基本的なオペレート技術と構成の企画、演出ができれ

ば独自の番組が作れるのだ。

 

従来のライブでは配信など考えてもいなかった。

今後は、いつかライブができる状況が来た時同時に世

界に向けて配信ができるようになっているだろう。

そう言う意味では今の取り組みは非ジョーに生産的で

クリエイティブだ。

 

そしてオンラインショップも着々と準備が進んでいる。

 

お金はぜんぜん生み出せてはいないけれど、とにかく

この作業が楽しい。やりたい方角ははっきり見え始め

ているし、何より真新しいチャレンジの全てが創造的

で新鮮だ。

 

この期間の努力というか、事を動かす情熱がこの先の

世界で大いに役に立つんだと思って邁進している。配

信の技術が安定し、新たな企画を構成し演出すること

ができればご出演者のみなさんにも、ご覧いただくみ

なさんにも、きっと何かのお役に立てるかもしれない。

そう思うと益々やる気U P。

 

そんな訳でお財布事情とは裏腹に、気持ちの状態は健

康的だ。

 

今日はジョナサンで使えそうな助成金をかたっぱしか

ら勉強する。

 

その前に挽野さんにあんみつ注文しよっと。

 

 

奮闘はつづく

 

ハレマメクラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/haremame