Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

散心

このところ掃除にハマっていることはこのブログで

も綴ったが、わたしの掃じ熱はまだ治ることが無い。

ロボット掃除機に大まかな掃除をしてもらった後は

ハンディクリーナーで隅っこのゴミをシュパシュパ

吸引。そうそう、その前にはハタキであらゆる場所

のホコリをパタパタとはたく。それでも気になる場

所は雑巾掛けをする。

 

それでは飽き足らず、最近ではついに自分のボディ

ーまで掃じを始めるに至った。

先日手に入れたハタキがあまりにも調子が良かった

ので、なんとボディブラシを買ってしまったのだ。

ボディブラシなんて、外国の金持ちだけが使うもの

だと思っていた。まさかわたしがこんなものを自ら

買って、自ら使うなんて信じられなかった。と言う

のも、お風呂でのわたしのボディ洗浄はとにかくい

い加減だった。シャワーでジャーッと流した後、石

鹸を股間のヘアーで器用に泡だて、その泡を全身に

のばし、ちょこっと擦ったらお湯をジャバーン。そ

れが掃除にハマったおかげで自分の体まで掃じした

くなってしまったのだ。

ブラシがあれば股間で石鹸を泡立てる必要もなく、

ブラシにボディシャンプーをピュッピュッピュッと

ふりかけゴシゴシこすればみるみるうちに泡立ち、

その泡で全身包まれる。これがまた気持ちいいのだ。

背中などこする時は特に気持ちが良い。泡立ちも最

高。毎日のお風呂の時間が楽しみになった。

 

わたしの中の女子化が止まらない。

 

 

仏教用語では掃じのことを散心(さんしん)と呼ぶ

らしい。心のチリを散らすらしい。

お坊さんが掃除をしまくるのにはこうした意味があ

るのだと言う。このところなんだか気持ちが軽い。

 

ちょっと納得。

 

 

f:id:koshijiyoko:20191129090839j:plain

ボディブラシ