Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

明日は満月

月にまつわる話は以前ブログでも書いたが、

その続きを。

 

明日は満月。

1月11日、1並びの満月。

なんだか縁起が良さそうだ。

日光浴も良いが、月光浴も良いらしいですぞ。

美肌効果もあるんだとか★

 

今月わたしは新たな実験を始めようと思っている。

「月」を意識した暮らしをしてみる作戦だ。

 

月眠りの本という本がある。

新月から満月までの約15日間にオススメできるこ

とと満月から新月へ向かってゆく約15日間にオス

スメできることが日毎に1周期分書かれている。

 

わたしはまず1ヶ月間試しに実験してみようと思っ

ている。簡単そうだし

 

スタートは新月の1月25日。

何かを始めるのには新月から始めるのが良いそうな

ので、ここからスタートする。旧暦ではお正月だし★

日々の実験はこのブログで発表しようと思っている。

興味のある方がいたら一緒にやりましょう。

 

 

さて、日本人の月に対する思いは深い。

こちらの絵は、歌川広重の二十六夜待というお月さ

まをテーマにしたお祭りの図。江戸時代の夏フェスだ。

屋台が出たり、踊り子がいたり、とっても楽しそうだ。

月が昇るまで(二六夜は深夜に昇る)の待ち時間に開

催されて、月が沈む朝方までどんちゃん騒ぎをしてい

たらしい。

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歌川広重作・二六月待遊興の図

 

日本の3大月見とは、9月の満月「中秋の名月」、翌

月の「後月」、そして26日目の「二六夜月」なのだ

という。二六日月というのは、この月にお祈りすると

願い事がかなうなんてことも言われているらしい。

ロマンチックだわ。

そして広重が描いたこの絵は、その月を待つ間開かれ

たお祭りの様子だ。

 

よーくみるとミュージシャンらしき人の中にタコのコ

スプレをしているメンバーがいる。

「タコ」をチョイスするあたりがすばらしい。

エロいのかな?

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江戸時代のミュージシャン

 

そういえば北斎もこんな絵を描いてたっけ。

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葛飾北斎作・蛸と海女

 

話を元に戻そう。

日本人の月見には3大月見の他に、満月の翌日から始まる

十六夜」「立ち待ち月」「居待月」「寝待月」

「更待」「二三夜」「二六夜」があるという。

 

まぁなんと多いことか。

月への意識が半端ない。

 

そんなわけで明日は満月。

 

満月前夜を迎える今日、お空を眺めてみるのも

いいかもしれない。

一緒に同じ月を眺めてみましょっ★

 

みなさんの今日が良い一日でありますように。