Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

虹色な夜

ライヴ後の高揚感に浸りながらタクシーで家に向か

っている。なんだか家に帰りたくなくて、みんなが

帰った後も一人でボーっとしていたら終電を逃して

いた。

その後もずいぶん遅くまで一人でいた。

こんなことは久しぶりのことかもしれない。

 

どんとがお星様になってから20年の月日が経ち、

またどんとを慕う人々が集まり時間を共有した時

間だった。

 

これは出演者としての自己満足のライブレポート

では無く、その場に生じたエネルギーの役割につ

いてのご報告。

 

この夜、この場所の空間に満たされたエネルギー

は不思議な力があった。

そのエネルギーは虹色に放射し、不思議な波動と

なってこの場所にいない人にまで届いた気がした。

 

その波動はどこまでもポジティヴで、ナチュラ

で、多幸感のある波動だった。

そんなものが代官山の小さなお店から発せられた。

 

不思議な夜だった。

 

 

 

音楽の役割は、「祈り」なのかもしれない。

 

どんとにまた大切なことを教えてもらった気がした。

 

 

ボ・ガンボスの永井さん、ハレハレのみなさん、佐藤

タイジさん、越路姉妹のメンバー、素晴らしい時間と、素晴らしい波動をありがとう。

そしてこの場所にいてくれた皆さん、そしてこのブロ

グから何かを感じてくれた方、

ありがとう。

 

動物も植物も石も水も私たちもみんなつながっている。

 

不思議★

 

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会場に飾られたどんとの写真★


 

髪の毛のお話し

ロックミュージシャンといえばロン毛。

長い髪を振り乱しながらヘッドバッキングをする様

は一つの様式美だ。とりわけ私が大好きなメタルの

世界ではロン毛は「掟」に近いものがある。

 

そんな慣習が災いし、いくつになってもロン毛にこ

だわるロックミュージシャンが多い。

歳とともに残酷なほど髪質は変わってゆく。

髪の毛は痩せ細り、艶をなくし、チリチリに縮れて

しまう。抜け落ちてしまえばふん切りもつくのだが、

何かにしがみつくようにしうロン毛にこだわってい

る人を見かけることがある。

かくいう私も白髪がすごい。

 

女性にとっての髪は命だなんて言葉があるように

キレイな髪の毛だと女性は幸せを感じるはず。

しかし女性だって髪は年齢とともに劣化する。

 

髪の毛にまつわる本を読んだ。

これがすごくおもしろかった。

 

この本に書かれたことを実践すると、

とにかく髪の毛が元気になり、艶が出て、美しく

なるのだと。抜け毛や薄毛も必ず治ると断言して

いる。

 

方法は簡単。

★シャワーヘッドを塩素カットのものにする。

★自作の粉シャンプーを使う。

 

これだけだ。

シャワーヘッドは工務店などで2000円くらいで

売っているらしい。シャンプーは、コーンスターチ

重曹ハトムギ粉を混ぜて作る。

 

詳しく知りたい人はこの本の内容を紹介してるペー

ジをどうぞ★ https://oggi.jp/447059

 

本には、なぜこの方法が良いかということをわかり

やすく解説してくれている。読んで理解すればなお

楽しいだろう。

 

本はこちら。

『育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすご

い方法』(辻敦哉著:アスコム

 

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髪の毛の手入れや粉シャンプーについて書かれた本。

  

これをしばらく続けると髪の毛が生き返るというお話しでした。

 

1月25日の新月からの新しい取り組みにちょうど良い★

早速実験してみよっと★

粗いのがお好き★

中国の遊園地に偽物のドラえもんがいると、目くじ

らを立てて怒っている人たちがいる。

著作権やらなんやらの考え方が、中国はその辺り後

進国だからまだ追いついていないという事らしい。

 

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中国の偽ドラえもん

 

怒られるかもしれないが、私はどちらかというとこ

うしたものが好き。

とにかくこうしたものを発見するとどうしても笑っ

てしまう。

 

淡路島でこんな看板を見かけた。

 

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淡路島で見かけたドラえもん

 

これはこれで笑える。

 

鉄分

徳島に着いた。

徳島は日本で唯一電車が走っていない県だ。

走っているのは1両編成か2両編成の電車らしき乗

り物。それを気動車と呼ぶらしい。

地元の人は汽車と呼ぶが、正確には気動車なのだと

、、、まぁ、どっちでも良いのだが私はこの気動車

に乗るのが好きだ。

なんだか小さくてかわいいから。

 

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徳島の気動車 1両編成

 

わたしは若干鉄分が多い。

プチお鉄だ。

 

横浜の電車といえばJRを除くと京急京浜急行線)

東横線だ。京急は新幹線を運ぶため、線路の幅が

広い。京急の駅、金沢八景付近で新幹線を造ってい

るからだ。線路の幅が広い分、相当なG(重力加速

度)がかかってもへっちゃらだ。もの凄い勢いでカ

ーブを走る。昔それで窓ガラスが割れたなんて噂も

あったほど。

 

つい最近では電車がすれ違ったときに、実際ガラス

が割れたってニュースがあったっけ。

とにかくワイルドな真っ赤な電車。

それが京浜急行だ。

とりわけ横浜・川崎間で展開されるJR東海道線との

デットヒートは見もの。興味のある人は品川から京

浜急行の快特に乗るとそのレースを体験できる。

 

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鳩が激突してフロントの窓にヒビが入った京浜急行 

 

そしてもう一つの横浜の鉄道が東横線

こちらは京急に比べ、なんだか乗客までお上品だ。

Gもぜんぜんかからないし、車内は静か。他社線と

のデットヒートもない。平和な鉄道だ。

副都心線とつながったことで横浜から明治神宮へ直

接行くことができるようになった。

 

そんなわけで明治神宮に行ってみた。

明治神宮の森って、元々森だったところに神社を造

ったと思っていたのだがそれは違った。

この神社を造るときに全国から献上された木で構成

されているらしい。明治神宮の森は日本列島の植物

図鑑のようになっているのだ。

 

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明治神宮の献木を植林する人々

 

びっくり。

 

 

どんととあたし

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どんと

ボ・ガンボスと言うバンドを好きになったのは、そ

のむかし京都大学西部講堂で開催されたホットホ

ットガンボというフリーコンサートのライヴ映像を

見たのがきっかけだった。

その後、私はボ・ガンボスの足跡とヴォーカルのど

んとの足跡を辿るように色々なところへ出かけた。

京都の西部講堂へ行ったり、藤沢の遊行寺に行った

り、沖縄の八角堂に行ったり、、、、、

まぁこんなにもアーティストの足跡を辿るなんてこ

とは私にとって珍しいことだった。

それほど気になる存在だった。

また、私がどんとの存在を知ったのが、彼が亡くな

った後だったことも作用していたのかもしれない。

 

そんな事をしていたら、どんとの出身地である岐阜

の大垣という街で開催される屋外イベントに越路姉

妹として出演することになった。

空き時間にメンバーと一緒に街をフラフラ歩いてい

ると、私たちはどんとの実家に立っていた。どんと

が描いた「どんとマンガ」という小冊子があるのだ

がそこにどんとの実家が久富米店というお米屋さん

だという事を知っていたのですぐにそれがそうだと

わかったのだった。

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どんとマンガ

 

人気のないお店の中をのぞくと奥から女性が出てき

た。どんととほぼ同じ顔をした、どんとのお母さん

だった。お母さんからしたらビックリしただろうが、

ボ・ガンボスやどんとへの思い、そして近所で開催

されるコンサートの為にきている事をお伝えした。

せっかくだからどんとのお墓参りに行きたいなと思

い場所を尋ねると、お墓はその実家のすぐそばだと

言うので、丁寧に挨拶を済ませると私たちは早速ど

んとのお墓に向かった。

会った事もない人の実家に行き、会った事もない人

のお墓参りをし、会った事もない人の足跡をめぐる

私だったが、不思議とお墓の前ではなんだかどんと

に会えたような気がした。

 

そして私たちはコンサート会場へ。

 

この日は越路姉妹のナンバーとは別に1曲ボ・ガン

ボスの曲を演奏した。お墓は会場から見えるんじゃ

ないかと思うほどの距離にあったので、時折その方

向に向かって、どんとに向かって歌を歌った。

「どんとー!あたし来たよ〜!」「あんたの書いた

ラヴソング、とっても好きよー!」と歌っていたの

かもしれない。

 

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越路姉妹


 

どんとが亡くなってから20年の月日が経った。

1月23日に代官山 晴れたら空で豆まいてにて開

催されるイベントは、どんと没後20年を節目と

した祝祭として開催される。

ハレハレというバンドは、ボ・ガンボスのベーシ

スト永井さんが結成したバンドで、昔から親交が

あったシアターブルック佐藤タイジさんも出演

される。タイジさんは私が住所を移した徳島県

身のミュージシャン。

ここでもなんだか深いご縁を感じる。

それに、越路姉妹というラインナップだ。

本編ではこの3組が入り乱れるシーンもあるだろ

う。私も永井さんのバンド(ハレハレ)でボ・ガ

ンボスの「トンネル抜けて」という歌を歌う予定

だ。そして越路姉妹でもボ・ガンボス曲をカヴァ

ーする予定。

★トンネル抜けて★

https://www.youtube.com/watch?v=nfsZvu_itPM

楽しい、ロマンチックエネルギーに包まれる夜に

なりそうだ。

 

旧暦でいうところの大晦日の夜。

2020年1月23日(木)

代官山 晴れたら空に豆まいて にてお待ちしています。

ぜひスキップをしながらこの祝祭にお集まりください★

 

Love

越路よう子

 

【日程】2020年1月23日(木)

【出演】越路姉妹佐藤タイジ・ハレハレ

【会場】代官山 晴れたら空に豆まいて

【開場】18:30

【開演】19:30

【前売】¥4000

【当日】¥4500(共に1ドリンク別途)

ご予約・お問い合わせ  /  晴れたら空に豆まいて

TEL03-5456-8880

http://haremame.com/schedule/68142/

ロマンチックエネルギー

私の暮らしは、しばらく家を留守にすることが多い。

毎月横浜と徳島との半々の暮らしをしていることに

加え、毎月地方に演奏に行く機会があるのであっち

こっち出かけて留守がちなのだ。

 

昨夜私は横浜に帰ってきた。

ちょっと慌ただしく家を出たのだが、玄関のドアを

開けて部屋に入った瞬間なんとなくその時の慌ただ

しい感覚がよみがえった。

こんなことがよくある。

 

そのむかしとある授業であることを教えてもらった。

大学の授業だった。

心霊現象に詳しい教授がこんなことを言ったのだ。

 

「あなたが今広い球場にいるとします。そして全力

で遠くに向かってボールを投げたとします。そして

ボールが手から離れた瞬間あなたが死んだとしまし

ょう。でも、ボールは飛んでいきますね。これが霊

の正体です。」

 

つまり私がパタリと死んだ後もボールは飛び続ける。

私のエネルギーが死後もこの世界に残っているとい

う事だ。

 

続けてその教授はこんな事も言った。

 

「例えば、心霊現象でよく語られるのはたいがいす

ごい恨みを持っていたりこの世に強烈な思いが残っ

ているものばかり。平和な江戸町民とか、大昔の石

器時代の人の霊なんて聞いた事ないでしょ?」

 

「霊はエネルギーなのです。」

 

妙に納得したことがあったな。

 

私が家に帰った時に感じたそれは、きっと私のエネ

ルギーが残っていたのかもしれない。

「慌ただしい」というエネルギーが。

 

そう考えるとこの世界はロマンチックだ。

 

できることならエレガントなエネルギーを残したい。

ロマンチックエネルギーを。

 

 

 

音響チェア

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音響チェアについて書かれた本

晴れたら空に豆まいてでは、様々なスタッフが働い

てくれている。個性豊かなスタッフが揃っているわ

けだが、言い換えれば変な人が集まっているとも言

えるわけで、もっと言い換えれば狂った人が集まっ

ているとも言えるわけで、簡単にいえば変わり者の

集団とも言えるのです。

それでも私はこの仲間たちと一緒に仕事をするのが

大好きで、とても安心する。

そんなことを感じる時、そう言えば私が最も狂った

変人だった言うことに気づかされるわけです。

なんだか禅問答みたいになってきたのでこの話はこ

れくらいで、、

 

そんな風変わりなスタッフと一緒に毎日いろいろな

ことを考えているのが楽しい。

今日はそのいろいろな話の中で「音」について綴ろ

うと思う。

 

晴れたら空に豆まいて(以下、晴豆)の音響はアナ

ログにこだわっている。デジタルにした方がよっぽ

ど管理も簡単でコストも軽いのだけれど、アナログ

にこだわっている。

メインの卓も、アンプももちろんアナログで、それ

がいかれちゃうと修理がとにかく大変なのだ。そも

そもメンテナンスができる技術を持っている人が限

られている上、パーツがなかなか手に入らなかった

りする。デジタルに比べて機器のサイズはアホみた

いに大きいし、持ち運びも大変な苦労を要する。

何度も何度も修理をし、壊れては修理をし、それを

永遠と続けてきた。

キューバ人の苦労が最も共感できるライブハウスと

も言えるのかもしれない。

 

それでもアナログにこだわるのには訳があった。

 

晴豆のサウンドは、アナログ機器に加えアコース

ティックリバイブと言う音響メーカーに多大なサ

ポートをしていただいている。

特殊な加工がなされたケーブル類、絹の布を使っ

た反響版などを貼りめぐらせ、スピーカーとスピ

ーカの間には水晶が散りばめられ、シューマン

波数装置がスピーカーの上に設置されている。

細かい部分にもかなりのこだわりを持って作られ

ているのだ。

 

シューマン周波数装置とは、地球が発生している

周波数を出す装置で、これを出すことによって地

球とバイブレーションを共鳴させると言う原理。

多くの世界的ミュージシャンに利用されていると

言う。

 

そんなこだわりを持った晴豆の音響はおかげさま

で評判が良い。手前味噌だが実際に私も「晴豆は

いい音だなー」と感心する。

 

そんな中、こんな本を読んだ。

 

「音響チェア」と言うイスについて書かれた本だ。

 

音で治療をするという、「波動医学」と言うジャ

ンルがあるらしい。

時代を遡るとピタゴラスの定理で有名なピタゴラ

スもすでにこの「波動医学」について証明してい

るという。他にも多くのノーベル賞受賞学者など

がその裏付けのために様々な方法でその効用を証

明しているのだ。

 

全然知らんかった。

 

 

音響チェアーには特殊な加工が施されている。

簡単に言うとデジタルではなく、超アナログな音

を特殊なスピーカーと超特殊な布を通して患者に、

体全体で一定の周波数の音を浴びせると言う装置。

 

このイスに座って音を浴びるだけで脳内麻薬と言

われている、エンドルフィン、ドーパミン、オキ

シトシン、セロトニン、アドレナリンなどが分泌

され、細胞が活性化されありとあらゆる病気が治

るのだと言う。

 

音が病気を治してくれると言うのだ。

 

そしてすでに多くの実績がある。

癌やら認知症やら、糖尿病やらに悩まされている

人たちを完治させている。

1日2時間程度の治療だそうだ。

 

 

ここで詳しく説明するのにはちょっと時間がかか

るので、興味のある方はこの本をお読みになると

良いだろう。

 

 

驚いだのはその音響治療に使う音響チェアを日本

人が開発したということ。

そして、日本政府はこの画期的な医療技術につい

て取り上げない。この本では、利権の構図がここ

でも働いていると警告している。

 

逆に、中国政府は国策としてこの治療法にガッツ

リ取り組み始めた。

そしてこの技術を将来的にはエンターテイメント

の世界にも応用するらしい。

晴豆でもいつの日か取り入れたい魅惑的な音響技

術、いや、医療技術だ。

 

やるぜ中国!

 

今度、体験してみよっと。

その時はまたここで報告します★

 

★本のタイトル★

なぜ中国は「音響チェア」を導入したのか?

「波動医学」の新しい夜明け