徳島から横浜に移動して5日め。
あと5日でまた徳島に戻る。
今夜は横浜で歌う。
人生とはなにか?を歌う。
明日はどこにいるのだろ?
世界はどっちに転がるか?
世界は
世界は
世界は美しい
徳島から横浜に移動して5日め。
あと5日でまた徳島に戻る。
今夜は横浜で歌う。
人生とはなにか?を歌う。
明日はどこにいるのだろ?
世界はどっちに転がるか?
世界は
世界は
世界は美しい
昨夜の浜田真理子さんのコンサートは
彼女の人生を感じる素晴らしい
コンサートだった。
やっぱりわたしは彼女の歌が好きだった。
会場がある六本木の街明かりはあいかわらず
ギラギラと浮き足立つこの街を照らしていた。
真理子さんの歌声の余韻を引きずりながら
息が詰まりそうなこの街を足早に去って
横浜にむかった。
わたしの小さな家がある
みなとみらいと言う駅で下車し
ほっと息をつき家路にむかった。
やっぱり私にはこの街の方が安心するな
と思いながら歩いていると
彼女の歌の余韻が再び蘇った。
その道沿いには桜並木の夜桜が
最後の力を振り絞るように咲き誇っていた。
そんな夜に、徳島に構えた
我が家のことを思う。
わたしは明日山奥へ帰るんだ。
洪水のように流れてゆく
その大きな大きな濁流は
全ての事象を飲み込んでゆく
あの人の思いや
あの人の考えや
この世界の歴史までも
私たちは踊る
私たちは歌う
この濁流にのみこまれている事にさえきづかずに
川辺に立つその哲学は
風車のように虚しくまわる
くるくるくるくるまわってる
くるくるくるくるまわりながら
この世界を描写する
世界は何も変わらないことを知りながら