昨夜の浜田真理子さんのコンサートは
彼女の人生を感じる素晴らしい
コンサートだった。
やっぱりわたしは彼女の歌が好きだった。
会場がある六本木の街明かりはあいかわらず
ギラギラと浮き足立つこの街を照らしていた。
真理子さんの歌声の余韻を引きずりながら
息が詰まりそうなこの街を足早に去って
横浜にむかった。
わたしの小さな家がある
みなとみらいと言う駅で下車し
ほっと息をつき家路にむかった。
やっぱり私にはこの街の方が安心するな
と思いながら歩いていると
彼女の歌の余韻が再び蘇った。
その道沿いには桜並木の夜桜が
最後の力を振り絞るように咲き誇っていた。
そんな夜に、徳島に構えた
我が家のことを思う。
わたしは明日山奥へ帰るんだ。