Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子の時代転換作戦0927

私たちの体は隙間だらけだ。

 

素粒子(物質を構成する最小単位のこと)

の塊が動いているだけ。

 

体は素粒子が集まっているに過ぎない。

 

私たちはいずれ死ぬ。

 

死ぬと火葬場で粉々の骨になり、この世

界から消えたように思える。

 

でもそれは違う。

 

私たちは火葬場で焼かれるが、その素粒

子は火葬場の煙突から空に放たれる。

 

物質は単位を小さくして散ってゆく。

 

消えてなんていないのだ。

 

土葬の場合は、土に帰る。

 

肉体は腐敗して、微生物に分解されて、

やはりここでも素粒子になり土になる。

 

私たちはいずれ死ぬ。

 

ただ、私たちは地球上から消えること

ができない。

 

私たちは消えないのだ。

 

 

これは物質の話。

 

 

では、ココロやタマシイはどーだろう?

 

 

私たちは生きている。

 

生きている間に様々なことが起きる。

それは誰かの心の中にずっと残る。

 

良いことをすれば良い印象や意識や記

憶が残る。

 

悪いことをすればその逆だ。

 

何れにしても私たちは消えることがで

きない。

 

やがて時が経って私たちのことが記憶

から完全に消されたとしても私たちは

消えない。

 

記憶は消えても与えた影響が誰かのゲ

ノムに遺伝する。

 

全ての人がそれを残す。

 

生きている限り誰かに、何かに影響を

与えるからだ。

 

私たちは消えない。

 

 

自分がどんなに小さい存在だと思っても、

それは違う。

 

私のことなんて誰も知らないと思っても、

それは違う。

 

私は生まれて来た意味なんてないと思っ

ても、それは違う。

 

 

私たちは大きい。

 一人一人が宇宙なのだ。

 私たちが宇宙なのだから私たちは大きい。

 

 私たちのことはゲノムが知っている。

ゲノムがそれを伝播する。

それは永遠に伝播する。

 

 私たちは生きているだけで意味がある。

私たちの行動がそのゲノムに信号を送る

のだから生まれて来た意味は大きい。

 

それならば、私たちはなるべく正しい信

号を送りたい。

 

なるべく正しく生きてみたい。

 

正しくとは、法律やルールを守ることな

んかではない。

 

道徳や倫理を守ることなんかじゃない。

 

誰かの期待に応えることなんかでもない。

 

自分のタマシイが喜ぶことを。

 

自分のタマシイに正直なことを。

 

自分のタマシイに正しく生きると言う

こと。

 

 

 

欲望や妬みや嫉妬や猜疑心こそ消してしまえ!

 

劣等感や自虐感や憎しみこそ燃やしてしまえ!

 

ゲノムに信号を残すのだ。

 

正しい信号を残すのだ。

 

正しく、美しく、可憐な信号はきっと誰か

を幸せにする。

 

それこそが私たちの美意識だ。

 

美意識をシェアしよう。

 

それぞれのオリジナルの美意識を。

 

 

それは世界をカラフルにする。

 

それは世界をダンサブルにする。

 

それは世界を愉快にする。

 

それは世界をロマンチックにする。

 

 

 

あぁ、世界は美しい。