Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子の時代転換作戦0906

自分の作ったCDがヤフオクなどで激安で売

られていたりするとなんとも言えなく寂し

い気持ちになる。そりゃデータコピーすれ

ばCD自体はいらないかもしれないけれどな

んだか自分の愛犬がみかん箱に入れられて

空き地に捨てられたような気持ちになる。

 

、、、、、、、、、、、、、、、と言うも

のの私だって人のCDは雑に扱っているかも

しれない。

 

実のところ、CDはかさばってしまうので全

てデータ化してitunesやハードディスクに入

れている。その上Bluetoothが体と全く相性

が合わず、結果的に全然聞かない。

 

文句を言う割に、私の方がもっとひどいこ

とをしているのだ。

 

これは私が悪いのか?

 

まぁ、私が悪いわけだがCDだってよくない。

 

かさばってしまうと思わせているんだから。

 

かさばってしまうって思うってことはその時

点でCDケースが邪魔なんだ。

 

かさばっちゃうんだから、、、、、。

 

CDが悪いんだと思うよわたしは。

 

CDの方が悪いんだよ。

 

あたしはそんなに悪くないよ。

 

だってレコードは捨てないもん。

 

レコードは邪魔だなーと思わないもん。

 

CDが悪いんだ!

 

だれだCDにしたのは!?

わたしは悪くなーい!!!

 

 

 

昨日、ブランキージェットシティの照井利幸

さんのアルバムが届いた。晴れたら空に豆ま

いてとのコラボレコードだ。(CDではない)

仕上がりは素晴らしく、とてもクオリティが

高い作品だ。10日には中村達也さんが晴豆に

出演してくれる。

 

 

そして、谷川俊太郎さんと覚和歌子さんによ

る詩の朗読レコードもジャケットが完成した。

こちらも晴れたら空に豆まいてとのコラボレ

コード。

 

どちらも限定作品なので、希少価値がある。

 

今後音楽とは本当にそれが欲しい人だけに

届くような、小さい規模で、ゆっくり熟成し、

発信者と受け手側につながるストーリーがあ

り、すごく近くに寄り添うようなリアリティ

のあるモノにスタイルを変えてゆくのかもし

れない。

 

音楽は、そのライブ会場も予算規模もプレス

枚数も売上高もジャンジャン大きくなってゆ

くことが「目的」であり、それを果たすこと

が「成功」であった。

 

今は、もっともっと小さく小さく小さく、、

最小単位まで小さくしてゆくことが面白い。

電子顕微鏡で覗く世界が別世界であるよう

に、小さくしてゆく作業は別の世界へ繋が

る作業なのだ。

 

そして発信先は仮想現実の世界で大きく大

きく無限に膨らんでゆくのかもしれない。

 

 

小さくしてって、宇宙へドーン!

 

そんな感じで考えていこっと。

 

 

世界は美しい、、、、