Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のその後のハレマメ0803

空海が残した言葉に以下のようなものがある。

 

良工は先ずその刀を利くす(とくす)

能書は必ず良筆を用う。

 性霊集

 

良い職人は、まずカンナなどの刃物をしっかり

研いで準備をする。素晴らしい書は、その目的

にふさわしい筆を選ぶ。と言う意味。

 

さらに噛み砕いて説明しているお話しがあるの

でそれを紹介しよう。

 

その昔し

 

二人の木こりがいた。

 

一人は村一番の怪力で、斧を振りかざして

ブンブン振り回し一日中木を切り倒していた。

 

一人は休み休み休憩をとりながら木を切って

いた。1日が終わると、こまめに休みをとっ

ている木こりの方が多く木を切り倒していた。

 

不思議に思った剛腕の木こりが

「なぜお前はそんなに休みながら木を切って

いるのに俺よりも多くの木を切り倒すのだ?

」と聞いた。

 

するともう一人の木こりはこう答えた。

「わかりません。ただ、休憩しながら斧を研

いでいただけです。」と。

 

 

人はひたすら働けば良いと言うものでは無い。

一つ一つの仕事にしっかり準備をして

十分に休みをとるのだ。

「休む」とは、サボることでは無い。

もっとポジティブな意味だ。

 

「休む」とは目的を達成するための手段。

「休む」とは「準備」。

「休む」とは「充電」。

「休む」とは「調整」。

「休む」とは重要な時間なのだろう。

 

いたずらに長時間働き続けるくらいなら

あの木こりのようにまめに休憩を入れて

その間に英気を養ったり知識を身につけたり

した方が良い。この物語はその方がよっぽど

結果を出すことができる。と言うことを言っ

ている。

 

その通りだと思う。

 

 

 

明後日は休もっと★

 

フルーツパフェ食べに行こっかな。

それともあんみつかな。

それともチョコプリンかな。

それとも、、、

 

空海が言っているのは

 

そう言う意味では無いか、、、?

 

いや、

 

あたしは英気を養うのだ!

 

 

これでいいのだ!

 

チョコプリンに決めたぜっ!

 

 

世界は美しい、、、