Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のその後のハレマメ0710

今日は、クラウドファンディングのお返しとしての

アイテムをご紹介したいと思う。

f:id:koshijiyoko:20200710092049j:plain

いらっしゃいませ姐さん

 

ハレマメクラウドファンディングリターンとして、

様々なアイテムを考えてきた。いただいたお気持ち

とご支援に見合うお返しは何があるか?あるいは、

きっとみなさんに喜んでいただけるものとは何だろ

か?と考えに考えた品々だった。

 

それが叶うかどうかは別として、それぞれのアイテ

ムにあるバックストーリーをお伝えしたいと思う。

 

まずは阿波番茶について。

f:id:koshijiyoko:20200710092153j:plain

阿波番茶

 

 

私はこのお茶を徳島県で知った。

私が移り住んだ徳島県那賀町というエリアの特産

品だったのだ。このエリアは、太龍寺という空海

19歳の時に修行した寺があったり、空海がこの街

に流れる那賀川を登り龍を退治した話など、とにか

弘法大師空海)の話がそこら中にある。

その弘法大師(空海)が伝えたのが起源とされている

のがこの「阿波番茶」なのだ。

 

f:id:koshijiyoko:20200710092229j:plain

阿波番茶

 

夏まで育てた一番茶を7月中頃以降に摘み、その後茹

でて、揉んで、10日~3週間ほど樽に漬け込むことで

乳酸発酵させ、乾燥させたら完成。

 

f:id:koshijiyoko:20200710092332j:plain

樽漬け

説明するのは簡単だが、実際の作業はほとんど手作業

なので大変な重労働だ。特に乾燥させるときは手で1

枚1枚めくりながら剥がし乾燥させる。それだけでも

気の遠くなるような作業だ。

 

f:id:koshijiyoko:20200710092435j:plain

お茶の乾燥

 

私も1度だけお手伝いをさせていただいたが、夏場のこ

の作業で気を失うかと思った(笑)

このお茶にはカフェインはほとんど入っておらず、その

代わりにたっぷりと植物乳酸菌が入っているのでお肌と

胃腸に優しい。

女性にはもってこいの美容茶なのだ。

f:id:koshijiyoko:20200710092359j:plain

お茶摘み


 

お味は、ちょっとだけ酸味があり、しかしクセのない口

当たりのよさが特徴。風味はひじょーに「さわやか〜」

だ。生産量が非常に少ないので、あまり流通していない

貴重なお茶なのだ。

 

まずはこのお茶を知っていただき、飲んでいただきたい。

晴れたら空に豆まいてでは無料で飲んでいただけるよう

にしている。ライブハウスとして再開した時は、みなさ

んにもぜひ飲んでみていただきたい。

 

世界は美しい、、、、

 

 

越路よう子