Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子のハレマメ奮闘記0507-1

さぁ今日も配信ライブをやる。

私のやっている越路姉妹というバンドでの実験的な

配信だ。今回は完全な実験スタイルで、晴れたら空

に豆まいてと越路姉妹による共同作業と言ったとこ

ろ。バンドのみんなにはお世話になる。興味のある

方はぜひ番組をご覧いただきたいと思っている。

 

日々クラウドファンディングで頂いたお気持ちや、

これからの「晴れたら空に豆まいて」のあり方につ

いて考えている。クラウドファンディングがあった

からこそ繋がってゆく取り組みが始まった。

 

一昨日終わった「つねフェス」は私たちにとって大

きな収穫となった。

 

今回のお話に至る経緯は以前もご紹介させていただ

いたが、元々は私が大西つねきさんの動画を見て感

動したというのがきっかけだった。

 

大西つねきさんはれいわ新撰組の政治家だ。

 

私は311以降、政治に失望し、絶望していた。与

党も野党も同じ穴のムジナだと思っている。これは

今も変わらない。政治家が嫌いだった。私にとって

政治家のポスターを目にすることは何よりもの不快

感を生み、ポスターをはりめぐらすことはその場の

景観を破壊する環境破壊行為だった。その偽善的な

笑顔やフレーズが嫌だった。私にとって世の中で最

も信用ならず醜い職種は政治家と銀行員。そして最

も信用できてかっこいいのがミュージシャンだった。

長い月日をかけて、政治家という職業そのものに対

するアレルギー的なものが決定づけられてしまった

のだ。

 

それゆえに私は徳島の限界集落に引っ越した。金融

資本主義者のエネルギーが注がれず、オフグリッド

出来て、豊かな人間の暮らしを体感し、人形浄瑠璃

で華やいだ農村舞台を新たな拠点としたいと言う思

いからだった。そう言う視点を持って芸術と向き合

いたかった。私はそう決めてから4年の月日が経ち、

ますますこのエリアでの活動が生きがいとなって行

く。

 

そんな私が政治家である大西つねきさんに自ら声を

かけると言うこと自体、びっくりする行動だった。

見ず知らずの人にメールを送り、その上会場費は無

料でいいからお話会を開いてくださいとお願いした

のだ。私はそれほどつねきさんの言葉と考え方に惹

きつけられていた。

 

これは滅多にあることではないが、惚れ込んだミュ

ージシャンに出演していただく行為と非常に近いか

もしれない。そう言う意味では清志郎さんと細野晴

臣さん以来の熱量でのお声がけだったかもしれない。

 

れいわ新撰組のことはよく知らない。ただ単に大西

つねきさんの存在に惹きつけられたのだ。Y.M.O.

ことはよく知らないが細野晴臣の音楽に興味と関心

があるのと同じ構図かもしれない。

 

そんな経緯で5月2日にご出演を依頼した。

これはコロナ騒動が起こるちょっと前のこと。

 

 

つづく。

 

ハレマメクラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/haremame