晴れたら空に豆まいての掃除をした。
1ヶ月もの間静けさが続いている。
14年間の日常が突然止まったこの空間はなんだか
不思議な空間になっている。
止まった時のままの標語や、止まった時のままのキ
ッチン、ホコリがかぶったグラスやステージを見る
となんだか寂しい気持ちになる。
あれほどの人が出入りしていたこの空間が1ヶ月誰
も来ないのだから、、、、、、
もうすでに廃墟感が醸し出されている。
なんだかお店がかわいそうになってきた。
ありがとうの気持ちを込めての掃除だった。
ずいぶん長く連れ添った夫婦がいつの日からか「あ
りがとう」の一言が言えなくなっていくように私も
このお店に面と向かって「ありがとう」などと言っ
たことが無かったなとつくづく反省。
「ホント、ありがとう。」と心の中でつぶやいた。
リミ恥部さん、オマール・ソーサさん、晴れ豆で結
婚式を挙げてくれた方々、粋なお別れ会を開いてく
れた方々、これから先の未来の音楽に挑戦する若い
ミュージシャン、壁に描かれた浅井くんの絵、楽屋
のポスター、、、、
時には泣いたり、時には大声をあげたりして問題を
乗り越えてきた仲間たち、、、、、
様々な人のエネルギーがこの空間に染み込んでいる。
そのエネルギーはひたすたポジティブなエネルギー
だった気がする。
つくづく良い場所だな。
晴れたら空に豆まいて、、、、、、、
んんんん、、、、、
感傷的な気持ちになっている場合ではない!
新しい扉を開くために、この代官山の「晴れたら
空に豆まいて」でクリエイティヴの真髄を!
がんばろっと。
奮闘はつづく、、、
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