Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

越路よう子の晴れ豆奮闘記 0428

今日は家賃交渉へ出かけた。

嘆願書を書き、それとは別に晴れたら空に豆まいて

の入っているビルのテナントさん1件1件まわって

ご挨拶をして連名での嘆願書も作った。

それを元に交渉へ向かったわけだ。

 

結果は5月、6月分の家賃を2ヶ月半額で猶予するが、

その後未払い分は払えと。

 

その上利子がつくと言う。

 

 

晴れ豆のビルオーナーはいわゆる大家さんというより

投資会社。ビルは投資物件なのでテナントに対する温

情などは皆無だ。何十年やっていようが、その間家賃

を滞納したことなど1度も無い優良物件だろうが関係

ない。家賃を払ってさえいればそれだけでいいのだ。

こうした所にも日本が抱える病があるような気がする

。それは、とりわけ都市部の病なのかもしれない。

 

心の底からこんなビルから引っ越したいと思った瞬間

だった。

 

 

ライブハウスだけではなく、全国の飲食店や中小企業

は固定費の問題で潰れるか潰れないかが決まる。

固定費とは家賃と人件費など必ずかかる経費のことだ

。特に家賃は重たく、代官山の当ビルについてはとん

でもない値段なのだ。

日を追うごとに、これが重くのしかかる。

 

私たちのような弱小会社は内部留保などあるわけもな

く、どのライブハウスも自転車操業だろう。今みんな

大変な日々が続いているけれどこれが現実だ。

 

国が家賃を減免したビルオーナーには固定資産税を減

免する旨の発表をした。これも補正予算後に詳細が決

まるのだろう。

 

それは今月の30日。

 

そこまでちょっと家賃は待ってほしいと更なる申請を

しているところ。

 

それにしてもとにかく国の対応が遅い、、、

苦悩はつづく、、、、、

 

2020年4月28日