脳トレと言う言葉があるらしい。
脳トレに最も効果があるのは読書なんだって。
私はアホすぎるので、脳もどうにかしなきゃと
思うようになった。
むかし、大きなくしゃみをしたときに口から豆
粒大の小さな脳ミソが飛び出して、その小ささ
に愕然としたと言う夢を見た事がある。
「現実は夢の中にあるのさ」なんてことを言う
心理学者がいたが、だとすると私の脳ミソはか
なり小さい。
確かにちょっとしたこともすぐ忘れちゃうし、
電化製品の配線などしているとノイローゼにな
ってしまいそうな自分が冷酷にその裏付けをす
る。私はバカにつける薬を探していた。
すると、こんな情報が入ってきた。
シンクロしてるぜ。
脳に対する刺激が最も働くのは読書なんだって。
デジタルではなくアナログ読書。
私は、普段好んで読むジャンルとは別に全然知
らなかったものを織り交ぜるように読むように
した。適当に本の装丁で選んだり、直感で選ん
だり、いわゆるジャケ買いだ。
昔レコードをジャケ買いしたような感覚。
そのレコードが当たりだったりするとなんだか
嬉しかったあの感覚で本を買うのは楽しい。
こうして私のジャケ買い読書は始まったのだが
こうしたやり方は、とりわけとっ散らかってい
る私のずっこけ脳ミソには有効なようだ。
知らない世界を知る事ができるからなのかもし
れない。そうするとやはり心が軽くなる。
この作業はなかなか気持ちがいい★
きっと3ヶ月を経たところで実感に変わるのだ
という予感。まるで筋トレと同じ感覚だ。
脳みそ大豆サイズからゴルフボールサイズまで
が第1目標。
あたしの人体実験は続くのだった。