Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

人体実験第4章

脳トレと言う言葉があるらしい。

脳トレに最も効果があるのは読書なんだって。

 

私はアホすぎるので、脳もどうにかしなきゃと

思うようになった。

むかし、大きなくしゃみをしたときに口から豆

粒大の小さな脳ミソが飛び出して、その小ささ

に愕然としたと言う夢を見た事がある。

「現実は夢の中にあるのさ」なんてことを言う

心理学者がいたが、だとすると私の脳ミソはか

なり小さい。

 

確かにちょっとしたこともすぐ忘れちゃうし、

電化製品の配線などしているとノイローゼにな

ってしまいそうな自分が冷酷にその裏付けをす

る。私はバカにつける薬を探していた。

 

すると、こんな情報が入ってきた。

シンクロしてるぜ。

脳に対する刺激が最も働くのは読書なんだって。

デジタルではなくアナログ読書。

私は、普段好んで読むジャンルとは別に全然知

らなかったものを織り交ぜるように読むように

した。適当に本の装丁で選んだり、直感で選ん

だり、いわゆるジャケ買いだ。

昔レコードをジャケ買いしたような感覚。

そのレコードが当たりだったりするとなんだか

嬉しかったあの感覚で本を買うのは楽しい。

こうして私のジャケ買い読書は始まったのだが

こうしたやり方は、とりわけとっ散らかってい

る私のずっこけ脳ミソには有効なようだ。

 

知らない世界を知る事ができるからなのかもし

れない。そうするとやはり心が軽くなる。

この作業はなかなか気持ちがいい★

きっと3ヶ月を経たところで実感に変わるのだ

という予感。まるで筋トレと同じ感覚だ。

 

脳みそ大豆サイズからゴルフボールサイズまで

が第1目標。

 

あたしの人体実験は続くのだった。