Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

クリエイティブ

私は英単語をちりばめて話す人がどうも信用で

きない。例えば「このプラットホームにスキー

ムを構築してカスタマーとシェアするシステム

を提供するサービスです」なんて言われても何

を言っているのかさっぱりわからない。

これなら、ルー大柴の「マイドリームをギブア

ップしなければフォーエバーヤング」の方がよ

っぽど伝わるというものだ。

 

そんなわけで、見過ごしがちな英単語や和製英

語についてしっかり考えたいと思う。

 

こういう仕事をしていると、クリエイティブだ

とかクリエイターなんて言葉を良く耳にするが

ホントに正確に使えているのかが疑わしい。

クリエイティブとは辞書で引くと、0から1を

創り出すこと。とか、創造主、神などの意味に

なるらしい。だとすると、簡単に「私はクリエ

イターです」などと言ってはいけない。正確に

は「私は0から1を創り出す神みたいな人です」

と言うことなのだから。

 

まぁ、神と言うのは大袈裟かもしれないが0か

ら1を創り出す行為は尊いものでクリエイター

やアーティストとはこうした尊い作業を繰り返

している人を指す。

 

一時世間を騒がせたオリンピックのエンブレム

問題などはデザインをパクったわけだからクリ

エイターでもなんでもない。中国の遊園地で活

躍するインチキドラえもんの方がまだ愛嬌があ

る。

 

音楽の世界にもインチキドラえもんみたいな音

楽は時々あるが、偶然似通うこともあるので一

概には断罪できない。

 

ただ、やはりオリジナル曲と言うのは尊い

クリエイティブなのだ。

オリジナル曲は人によってその作り方は違う。

私の場合、ギターを抱えながら鼻歌まじりにそ

の時の感情の赴くままめちゃくちゃな単語を連

ねてゆくうちにジワッとテーマが見えてきてそ

れをまとめる作り方で曲を作っている。

越路よう子という人間像から炙り出されたもの

が、誰かの人生の経験と重なる部分で共鳴する

音が私にとってのハーモニーなのだろう。

 

それにしても人によって曲の作り方は様々だ。

詞からメロディをつけてゆく人や、コード進行

からメロディをつけてゆく人や、リフのような

フレーズから作ってゆく人や、そのやり方はバ

ラバラでおもしろい。

 

今回、越路ファラオ雪路のソロワークであるア

ルバムに参加させてもらうことになった。

楽曲は「螺旋」と言う曲。

名曲だ。

 

これは越路ファラオとしての取り組みではなく、

福田真一朗名義でのソロワークの企画だ。

(ピータと池畑慎之助の関係と似ている)

 

福田真一朗のオリジナル曲であり、0から1へ

の楽曲。クリエイティブな楽曲だ。

 

「このオリジナルなソングはベリーグッドなサ

ウンドでメニーなピープルをクライさせるだろ

う。」

 

仕上がりが楽しみだ。

 

追伸

このソロワークスのイベントがあります。

 

福田真一朗 SoloLive Vol.1

1st.SoloAlbum「Blur」発売Live

【日程】2020年2月20日(木)

【会場】代官山 晴れたら空に豆まいて

【開場】18:30

【開演】19:30

【出演】福田真一朗

★calyboo(Dr.あらきゆうこ、Bass.カナミネ

ケイタロウ、LiveDrawing近藤康平)

★Key.村原康介

★Vn.須磨和声 他ゲストあり

 

【前売】3500円

【当日】4000円(共に1ドリンク¥600別途)

 

【ご予約・お問い合わせ】

晴れたら空に豆まいて

http://haremame.com/schedule/67953/

TEL 03-5456-8880

 

f:id:koshijiyoko:20191222075617j:plain

福田真一朗 SOLO LIVE