Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

このところ虹を見る機会が多い。

 

すでに何度か徳島で虹を見ていたのだが、なんだ

かその機会が多くて不思議な気持ちになっている。

その虹の種類がちょっと変わっているのだ。

ピーコ さんを徳島空港に送った時、目の前に巨大

な虹がかかった。こんなに間近であれほど大きな

虹を見たのは初めてだったかもしれない。

その後、GOCOOのかおりさんと、とある滝に行

った時は完全に円になっている虹を見た。

見たというより、円の虹の中に私とかおりさんは

いた。これも初めての経験だった。そして三上博

史さんの公演の帰り、飛行機の窓から外を覗くと

またサークル型の虹が雲の上に見えた。先日のエ

ミエレ・オノーラさんとの公演では2重の虹を見

た。こんなに短期間にこんなに多くの虹を見るの

は初めての経験だ。そのどれもこれもが美しかっ

た。

 

虹といえば、ゲイカルチャーの中では重要な意味

をなす。レインボーフラッグと言えば、LGBT

1978年にサンフランシスコを起点としたゲイ

パレードの際に使用したフラッグが始まり。多様

性を表す8色のカラーで作ったそうだ。(のちに

6色となる)

 

私が暮らしている横浜は野毛という街は、日本で

2番目に大きいゲイタウン。(1番は新宿)この

野毛の街の街灯はなんと虹色なのだ。街灯と言って

もホロライトなので街灯の足元を照らす光が虹だと

いうこと。行政もなかなかやるな。

偶然かもしれないけど。

 

最近読んだ本はニーチェ人間性をえぐった本。

生まれてから発狂して亡くなるまでの苦悩と足跡

をガイドしてくれる本だった。読み応えがあり面

白かった。ニーチェLGBTで、ワーグナーと愛

し合っていたらしい。

 

本の装丁は虹色にして欲しかった★

 

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ニーチェの本