Koshiji Yoko

越路姉妹の越路よう子が日々思うことを綴ります。

キレイキレイ教

キレイなものには裏がある。

風呂上りのスッピンの彼女を見て、そのあまりにも

違う顔に衝撃を受け頭が真っ白になったなんて経験

がある男性諸君は、すっかり化粧にだまされていた

のだ。

 

ヌーブラだって、補正下着だって、男性にしてみり

ゃ迷惑な話しだ。

ヌーブラだということがわかったとしても、「ヌー

ブラじゃないですか!!」なんて怒鳴ったりしたら、

恋心ではなく下心だけで近づいたようで男がすたる。

スッピンを見て驚いたとしても「すっ、すげーブス

じゃないですか!!」なんて怒れない。

甘い言葉をさんざんかけてしまったのだから後に引

けないという悲惨な男の心の葛藤。

 

こうした事は他の現場でも日々巻き起こっている。

「キレイ」が「まやかし」だという事件簿だ。

 

 

 

シャンプーはよく泡立つものを選び、しっかり揉み込

み、しっかりこすると汚れがめちゃくちゃ落ちる。

アルコールが入っているシャンプーは一瞬ヒヤッとし

て爽快感を味わえる。

そして、生乾きはよくないと言う教えを守ってドライ

ヤーで丹念に乾かす。

こんな具合でわたしは毎日頭を洗っていたのだが、そ

れは大きな間違いだったようだ。

 

多くのシャンプーには食器洗剤の成分も入っているら

しい。男性用シャンプーや育毛剤などには頭皮にとっ

て刺激が強すぎるアルコールが入っているのだと。消

毒はできるが、根こそぎ常在菌を殺してしまうらしい。

その上ドライヤーは100度以上になるので、熱風だ。

これを顔面でやってみたらどうなるか?

カピカピに乾燥して肌は荒れまくるだろう。頭皮や毛

髪にとっていいわけがない。

 

 

町や家から虫を排除したら快適かもしれないが実はそ

こにも罠がある。世の中から虫は激減するかもしれな

いが、なぜいなくなっているかというと虫が生きてい

くことができない状況を作っているからだ。

 

バルサンを炊いた部屋なんて完全な毒ガス室だ。

換気をしたってその毒はいろんなところに付着したり、

飛び散っていたり、鼻や口から吸いこんだりしている

のだ。微量な毒がじわじわ体に染み込んでいって、原

因不明の体調不良や病気になる可能性だってある。毒

トカゲが獲物に一度だけ噛み付いて、10日間くらい

かけて体に毒が回って獲物がフラフラになり弱ったと

ころを捕食するという気色の悪い狩猟方法を見たこと

があるがそれと似ている。

 

農薬などはその典型的な例。

アメリカのモンサントという会社は、農薬を作ること

で大きくなった会社。

モンサントはその後名前を変える。この手の会社は

言い逃れのために名前を変えまくる。

この会社はベトナム戦争では枯葉剤をつくりまくった。

ラウンドアップという除草剤は爆発的に売れ、ラウン

ドアップ・レディという遺伝子組み換え作物を育種し

て除草剤とセットで売っている。

ロックフェラーの後押しで世界的企業になった軍需産

業会社だ。

野菜はきれいな形で市場に出回るけれど、それは毒ま

みれの食品の可能性もあるので見た目だけで判断する

と危ない。

でも、見た目がいいと売れちゃうんだな。

化粧がうまいとモテちゃうんだよなーということと根

本的には同じかも。

 

まぁ、この辺りは様々な場所で警鐘を鳴らしているサ

イトがあるのでご存知の方も多いだろう。

 

とにかく、化学薬品を使ったマヤカシの「きれい」に

は気をつけて疑う心も時として必要なのかもしれない。

 

いや、必要なのは本物を見極める目を養うことかな。

 

本物のいい女は瞳の奥が光ってますぞ。

男性諸君。

がんばれよ★