ボ・ガンボスと言うバンドを好きになったのは、そ
ットガンボというフリーコンサートのライヴ映像を
見たのがきっかけだった。
その後、私はボ・ガンボスの足跡とヴォーカルのど
んとの足跡を辿るように色々なところへ出かけた。
り、沖縄の八角堂に行ったり、、、、、
まぁこんなにもアーティストの足跡を辿るなんてこ
とは私にとって珍しいことだった。
それほど気になる存在だった。
また、私がどんとの存在を知ったのが、彼が亡くな
った後だったことも作用していたのかもしれない。
そんな事をしていたら、どんとの出身地である岐阜
の大垣という街で開催される屋外イベントに越路姉
妹として出演することになった。
空き時間にメンバーと一緒に街をフラフラ歩いてい
ると、私たちはどんとの実家に立っていた。どんと
が描いた「どんとマンガ」という小冊子があるのだ
がそこにどんとの実家が久富米店というお米屋さん
だという事を知っていたのですぐにそれがそうだと
わかったのだった。
人気のないお店の中をのぞくと奥から女性が出てき
た。どんととほぼ同じ顔をした、どんとのお母さん
だった。お母さんからしたらビックリしただろうが、
ボ・ガンボスやどんとへの思い、そして近所で開催
されるコンサートの為にきている事をお伝えした。
せっかくだからどんとのお墓参りに行きたいなと思
い場所を尋ねると、お墓はその実家のすぐそばだと
言うので、丁寧に挨拶を済ませると私たちは早速ど
んとのお墓に向かった。
会った事もない人の実家に行き、会った事もない人
のお墓参りをし、会った事もない人の足跡をめぐる
私だったが、不思議とお墓の前ではなんだかどんと
に会えたような気がした。
そして私たちはコンサート会場へ。
この日は越路姉妹のナンバーとは別に1曲ボ・ガン
ボスの曲を演奏した。お墓は会場から見えるんじゃ
ないかと思うほどの距離にあったので、時折その方
向に向かって、どんとに向かって歌を歌った。
「どんとー!あたし来たよ〜!」「あんたの書いた
ラヴソング、とっても好きよー!」と歌っていたの
かもしれない。
どんとが亡くなってから20年の月日が経った。
1月23日に代官山 晴れたら空で豆まいてにて開
催されるイベントは、どんと没後20年を節目と
した祝祭として開催される。
ハレハレというバンドは、ボ・ガンボスのベーシ
スト永井さんが結成したバンドで、昔から親交が
される。タイジさんは私が住所を移した徳島県出
身のミュージシャン。
ここでもなんだか深いご縁を感じる。
それに、越路姉妹というラインナップだ。
本編ではこの3組が入り乱れるシーンもあるだろ
う。私も永井さんのバンド(ハレハレ)でボ・ガ
ンボスの「トンネル抜けて」という歌を歌う予定
ーする予定。
★トンネル抜けて★
https://www.youtube.com/watch?v=nfsZvu_itPM
楽しい、ロマンチックエネルギーに包まれる夜に
なりそうだ。
旧暦でいうところの大晦日の夜。
2020年1月23日(木)
代官山 晴れたら空に豆まいて にてお待ちしています。
ぜひスキップをしながらこの祝祭にお集まりください★
Love
越路よう子
【日程】2020年1月23日(木)
【会場】代官山 晴れたら空に豆まいて
【開場】18:30
【開演】19:30
【前売】¥4000
【当日】¥4500(共に1ドリンク別途)
ご予約・お問い合わせ / 晴れたら空に豆まいて
TEL03-5456-8880